現在の仕事についた経緯

　私は幼少期から手先の器用さには自信がありました。図工や家庭科の授業はいつも満点で表彰されていました。高校生になってから自分の見た目が気になる時期がありました。その時には美容外科や美容皮膚科という領域があることさえ知らず生きてきたのですが、医学部に入ってからその領域について詳しく知り、とても興味を持ちました。自身の器用さと、美に関する興味を直接表現できる仕事が美容外科医という職業であると気づきこの道に進みました。前職の美容クリニックで小顔脂肪吸引と糸リフト症例数が全国1位だったため、小顔に特化した美容クリニックを立ち上げることにしました。

仕事へのこだわり

　美容外科はなんといっても症例数がものを言う業界です。私は大手美容外科に入職し経験を積みました。大手は全国的な広告で集患ができるので私自身が有名でなくてもたくさんの手術をすることができました。拡大中の美容クリニックだったため早くから地方都市の院長になり、その後東京銀座の院長まで昇進しました。他の美容外科だと10年かかって経験するであろう症例数を、なんと3年で習得することができました。後輩ドクターもたくさん入職しており、指導医として数多くの手術を指導してきました。そして、全国100院中1位の個人売上を取った時に自分のクリニックを作りたいと言う夢ができました。大手美容外科では忙しいあまり、1人の患者様と向き合う時間が限られていました。自分のクリニックを作るなら、1人の患者様に向き合い、外見も内面も美しくなってもらいたい、と心に決めました。プリズムに入った光は虹色に広がって輝きます。そんなプリズムのような存在になり、いらっしゃる患者様の美しさを引き出し、輝かせたい。そのような思いからPRISM Beauty Clinicと名付けました。当院の医療機器・医薬品は全て私が自分の目で見て素晴らしいと思ったものだけを利益を度外視して入荷しております。どのメニューをお選びいただいてもご期待以上の成果を出せるようになっております。

今後の展望・私の夢

　今の夢はPRISM Beauty Clinicにお越しいただく全ての方（患者様・スタッフ・業者様）に幸せになっていただくことです。美容医療というのは日常の幸せのさらに上の幸せを求めるものだと思います。自ら幸せでないと美容医療は成り立たないと思います。今後はより多くの方と触れ合う機会を増やすために多店舗展開を考えております。PRISM Beauty Clinicの考えを日本全国に波及することを目標としております。

若者へのメッセージ

　経営者として働いていると、1日に何度も『決断』を迫られる時が来ます。その時に自分の経験や知識に基づいて素早く決断をしなければなりません。経験は長く経営していればつくものですが、知識は忙しい経営者にとってはなかなかつける余裕がないでしょう。ですので、若いうちに幅広い知識を蓄えておいた方が良いと思います。また、人脈は非常に大事です。社会人になってからの人脈はほぼ全て利害関係の上に成り立っています。利害関係のない交友関係は若いうちにしか築けないと思います。ぜひアクティブに活動してください。

PRISM Beauty Clinic
https://prism-clinic.com/

出典元: ネクストジェネレーション