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2024.06.25 Tue
株式会社LOVE is ALL https://love-is-all.info/

【調査】婚活がうまくいかないワケ 婚活経験者の7割以上が苦戦

コロナ禍で結婚意向が強まり、現在婚活需要が増えています。そこで、パートナーシップ塾や恋愛塾を主宰する株式会社LOVE is ALL(大阪市)は、25歳以上55歳未満の未婚男女全国2,996人を対象に「婚活がうまくいかないワケ」について調査いたしました。

■調査概要
調査期間:2024年2月29日~3月1日
調査手法:インターネット調査
調査対象:25歳以上55歳未満の未婚男女全国
有効回答者数:2,996人(男性:1,499人、女性:1,497人)
調査機関:Freeasy
※調査結果をご利用いただく際は、「株式会社LOVE is ALL 調べ」とご明記ください。

■調査結果サマリー
・婚活手段 1位「マッチングアプリ」、2位「婚活パーティ・イベント」、3位「結婚相談所」
・婚活経験者の7割以上が苦戦
・男性は「自分に自信がない」、女性は「理想・条件が高すぎる」という異なる課題が浮き彫りに

■調査結果
「現在、婚活をしているか?」尋ねたところ、男女共に約8割超が「婚活はしていない」と回答したものの、1割弱が「婚活中」(男性:9.7%、女性:8.4%)、「婚活していたが諦めた」(男性:6.0%、女性:6.8%)もわずかにいました。

婚活経験のある男女それぞれに「婚活の手段は何か?」尋ねました。男女共に最多は「マッチングアプリ」(男性:57.6%、女性:64.3%)となり、「婚活パーティ・イベント」(男性:29.7%、女性:36.1%)、「結婚相談所」(男性:29.2%、女性:21.6%)、「街コン」(男性:19.5%、女性:13.7%)と続きました。

では、婚活はうまくいっているのでしょうか?男女共に4割以上が「うまくいっていない」(男性:42.8%、女性:45.4%)、3割が「あまりうまくいっていない」(男性:30.9%、女性:30.0%)と回答し、7割以上の男女が婚活に苦戦していることがわかりました。

婚活に苦戦中の男女に「婚活がうまくいっていないのはなぜだと思うか?」尋ねました。男性では「コミュニケーションを取るのが苦手」(男性:43.1%、女性:36.3%)、女性では「自分に自信がない」(男性:42.5%、女性:43.3%)が最も多く、男女共に「受け身姿勢(他力本願)」(男性:28.7%、女性:29.8%)も目立ちました。また、男性に比べ女性は「理想・条件が高すぎる」(男性:17.8%、女性:29.8%)も多く、12ポイントもの差が見られました。

最後に、「婚活で知り合った相手と会った際、あてはまるものはあるか?」尋ねました。男性では「会話が盛り上がらない・途切れる」(男性:50.6%、女性:36.8%)、女性では「実際に会ったら、相手の印象が違った」(男性:28.2%、女性:47.4%)が最多となり、男女の差も見られました。

■パートナーシップの専門家が解説 「婚活に失敗する理由と成功のカギ」
今回の調査結果により、「婚活の難しさ・失敗する理由」には、男女でそれぞれ異なる心理的背景があることが浮き彫りになりました。婚活がうまくいっていない男性は「自分に自信がない」という人が多く、自己肯定感の低さが原因ではないかと考えられます。しかし、女性は「理想・条件が高すぎる」「実際に会ったら、相手の印象が違った」という人が多く、理想化されたパートナー像と現実のギャップに起因する可能性があります。

そして、心理学的観点から見ると、これらの差異は男女の社会的役割と期待値が大きく影響していると言えます。男性の場合、社会での成功や自立の圧力を受けることで自己評価に影響を与え、自信の欠如として現れることが大いにあります。一方、女性は、結婚に対する理想が社会的イメージよって形成されるため、実際の出会いとの乖離に苦慮することが少なくありません。男女共にこれらのプレッシャーが、婚活のプロセスをより複雑なものにしていると言っても過言ではないでしょう。

このことから、婚活成功のカギは、「自己理解を深めること」「リアリティを持った期待を設定すること」にあると考えます。自分自身と真摯に向き合い、内面からの成長を促すことが、健全なパートナーシップを築く上で不可欠です。また、コミュニケーション能力の向上や相手への理解・共感を深めることも婚活の成功に欠かせない要素なのです。

一見当たり前のように感じることが、いざ自分自身のこととなると途端に見えなくなってしまうのが「婚活の現実」です。コロナ禍が明け、日常が戻って来ている昨今、改めてクローズアップされている婚活問題に、パートナーシップの専門家として、表面的な解決策だけではなく、男女の深層心理にアプローチした本質的な取り組みを今後も続けてまいります。

■パートナーシップの専門家・朴井 義展(ぼくい よしのり)プロフィール

1988年、大阪府生まれ。
株式会社LOVE is ALL 代表取締役社長
https://love-is-all.info/

学生時代に書家として活動を始め、10年間で述べた累計1万人以上の人にメッセージを届ける。各メディア・テレビ番組に複数出演。評判が口コミで広がり、著名人や企業経営者などからも依頼を受ける。
2019年からは、妻の事業にジョインしコンサルティング事業をスタート。

現在は、心理学と独自のメソッドを掛け合わせた手法を駆使し、オンライン環境で学びを提供する塾の経営者としても活躍の幅を広げる。

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